1976　中国の旅

china010 水辺だけでなく、道端の木陰にも机や椅子がおいてある所がたくさんあった。「家」と「往来」がまだ切断されていない世界。	china011 人力車のようにも見えるが、客を乗せて走っていたのだろうか？　西安か、その周辺の地方都市の光景ではないかと思う。	china012 長距離輸送の手段は、もっぱら鉄道しかない。線路を歩く人がどこにでもいる。それは、少し前までの日本と同じだった。
china013 何本もの列車が止まっているところへ、蒸気列車が進入してくる。駅は、どこも広大でゆったりした配置になっていた。。	china014 前のカットのすぐ右。客車と、蒸気が入ってくる線との間に、魅力的な気配の荷物車がとまっているのが見える。	china015 良い画角を探して撮影していると、どうしても集団から遅れてしまう。これは珍しく撮影位置を決めるのに動いた記憶がある。
china016 華南のどこかの駅。列車は長く停車していることもあるが、いつ出発するか分からないので、撮るのはどうしても車内からになる。	china017 一回だけ、木造オープンデッキの客車が連結された列車に乗った。こういうデコボコの楽しい編成は、あまり見かけなかった。	china018 このお姉さんは、たぶん客車列車に乗務している係員。ホームから給水用のホースを一人で引っ張ってきた。