橋 その5

森林鉄道の橋  鋼製トラス橋

右上は小坂森林鉄道の飛騨川を渡る下路ワーレントラス。上流側から。トラス橋の左で2連のプレートガーダーを経て90度カーブし、川のこちら側(左岸)に沿って上流に向かう。
 右中は上路ワーレントラスで、木曽の白川線王滝川橋梁。このタイプは長野営林局管内には多数あり、遠山の通称「ながとろ」橋や、木曽のうぐい川本谷(「木曽谷の森林鉄道」カラーページ)、鬼淵橋梁の上松ヤード側(下の画像手前部分)、小川線の小田野橋梁赤沢側、野尻の木曽川橋梁野尻駅側などが同様の形態である。
 木曽では、建設当初からしっかりしたインフラ整備を心がけていたようで、鋼製の大きな下路トラス橋も多い。王滝本線田島の手前の瀬戸川橋梁、開田線(西野川線)が王滝川を渡る大島の橋は平行弦ワーレントラス。野尻の木曽川橋梁と上松の鬼淵は、曲弦プラットトラスである。鬼淵(下)は、板が敷き詰められ人道橋ともなっているところが、いかにも森林鉄道らしい。

右上=高山本線の小坂駅(対岸)を出た軌道は、飛騨川を渡って下島温泉方面に向かう(写真は廃線後)。中央部は梁がXになっており、ダブルワーレンと言ってもよさそうだが、この手のものはどちらに分類されるのだろうか。
右中=白川線は王滝本線から分岐した直後にプレートガーダー3連+ワーレントラスで王滝川を渡る。滝越からの遠望で、本線からの分岐は写真の右手。左手が白川上流方。背後の山には滝越発電所への側線がある。
左下=木曽森林鉄道の鬼淵橋梁。上松ヤード側から撮影したもので、渡った対岸右側が鬼淵ヤード。建物のあるところから左側の崖沿いに小川線の軌道敷が見えている。


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