私鉄電車のスケッチ

      上田交通 真田・傍陽線 1970年夏 その2

 電鉄上田の駅は、丸屋根と「電車のりば」の文字が素敵。下に入る2本の線路のうち1本は留置線で、ホームは片側にしかない(構内図参照)。左下写真は、貨車を牽いた電車が到着し、乗客が降りてくるところ(この2枚のみ71年夏撮影)。右の留置線のほかホーム先端にも電車が留置されている。
 右下は、貨車を反対側に付け替えた電車が推進でホームに入ってくる様子。右奥に見えているのが到着を待っている乗客である。
 朝夕のラッシュ時には客車を牽き2-3輌で走っていたようだが、たいてい日中は電車1輌か、ときにプラス貨車1輌。同時に走っているのは最大で4編成なので、7輌ある動力車は必ず余っている。車庫や電車区がないため使っていない電車は上田駅に集結している。

← 右がピットのある留置線


← 丸屋根の妻は羽目板の隙間から光が漏れている。モハニ(番号不明)が貨車3輌を牽いている


 モハ4256→
 が貨車を推
 してホーム
 に入る


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