私鉄電車のスケッチ

      上田交通 真田・傍陽線 1970年夏 その3

↑ 右はモハニ4254、その先に貨物ホームが見えている
↓ 奥の壁には安全マークと「器材庫」の掲示がある

 丸屋根の下の留置線には1輌しか入れない。左写真のように、屋根のない場所にもう1輌停めていることも多いが、3輌並べて留置している写真は見たことがない。この留置線の先に貨物専用ホームがあるので(写真下左)、留置は2輌までとされていたのではないだろうか。参考=構内図
 この貨物ホームは客用のホームからもよく見えるのだが、過去にこの路線を紹介した書籍や雑誌記事では、紹介されたことがないようだ。高原野菜のシーズンなどには輸送量が多いので、専用のホームがつくられたのだろう。
 駅の外に出て貨物ホームを反対側から見たのが右下写真。見えている車輌は客用ホーム先端に留置されている電車で、この日に停まっていたのはモハ4261とモハニ4253である。


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