くじば そしてツバメたち 6


 4月1日は、前日までとはうってかわっての好天気。くじ場駅まで歩いていくと、  前日のさよなら列車の編成のまわりで、近所の子供たちが歓声をあげて遊びまわっていた。
 上り下りの両方の線路に車輛が留置され、走ってくる列車もないのだから、かれらにはまさに恰好の遊び場なのだ。

 気のせいか、はやくも赤錆びて見えるレールとともに、鉄道廃止という現実が、ひしひしと身にしみた。



廃止の翌日、くじ場の構内。
「さよなら列車」に使用され
た2編成がつながって本線
上に留置されていた (上)


客車の車内。前日の飾り付け
がそのまま下がっている(左)

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