忙中閑あり プラハ2

食後、ほとんどの団員はポルノ博物館へ向かったが、私とあと二人はガイドにおねだりして別行動。モーツアルト・ミュージアムでのんびり寛ぐ。
 夕方はセントニコラス教会でのミニコンサートを聴いたのち、レストランへ。天皇皇后ご訪問時のメニューを担当した店ということだが、 可もなく不可もなし、といったところ。

8月某日
 朝おきると、またしばしのカメラ散歩。国立博物館前のヴァーツラフ広場には、古い車輌を使ったカフェがあったが、朝も早いので、まだ開店していない。今朝のプラハはどんよりと曇っている。


時間がまだあるので、地図を片手にマサリク駅まで足を伸ばす。初代大統領の名前がつけられたこの駅は、もとの中央駅で、 いまは国内路線の列車が主に発着している。
 今日は一日中、市内観光だが、どこへ行っても市電が走っているのが嬉しい。車輛は地元のタトラ社が製造している、 旧共産圏標準仕様の、れいの「タトラカー」だ。昔の王宮(プラハ城)や寺院(聖ピート大聖堂)が小高い山の上にあり、 芝生が綺麗に植えられた線路を市電も登っていくなど、さまざまな鉄道情景が繰り広げられている。できることなら数日滞在して、 じっくり撮影したいものだ。ガイドが途中で市電に乗る機会まで作ってくれたので、なお嬉しくなる。1回乗車券は8コルナ(35円)。
 カレル橋の上で、笑顔のアメリカ人老観光客に話しかけられる。なんだろうと思ったら、首から下げた自分のライカM6を指差し、握手を求められた。
「おたがい、いい写真を撮りましょうね」  と答えたら、とても喜んだ。アメリカ人はあけっぴろげで単純なところが、いい。
 そのあと、ビヤホールで遅めの昼食。チェコのビールはほんとに美味しい!

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