地方私鉄 構内配線図(上田交通 傍陽駅)

 真田傍陽線の終点の1つ、傍陽(そえひ)駅は、駅舎の反対側に古いお屋敷があるところが最も印象的だった。広くて由緒のありそうな建物で、踏切の少し左に立派な門があり、瓦屋根の塀の上には背の高い土蔵が見えている。塀と線路の間には何もなく、構内と屋敷を隔てるものは白壁の塀だけである。奥の二階建ての建物のところはブロック塀になっており、その先に屋根のない貨物ホームがあった。もう使われていないようだったが、かつては、ここから野菜の出荷が行なわれたのだろう。そのすぐ先にある大きな丸屋根の建物は、農協の倉庫である。
 駅舎は昭和初期の流行を取り入れたと思われるスタイルであった。駅舎から電鉄ハイヤーの車庫につながる部分の様子は「なつかしの上田丸子電鉄」(銀河書房)に写真がある。 傍陽駅手前の線路は、真田駅と違って勾配はきつくなく、周囲も平坦な土地だった。

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かねた一郎が1970年夏に撮影した写真とメモをもとに作成。

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