地方私鉄 構内配線図(上田交通 真田駅)

 真田駅は、正面に菅平高原へつづく山々を望む、急斜面に設けられていた。車止めの向こうは一段高くなっており、その先にも階段状になった田圃が続くのが見える。構内の手前左側は崖下に田圃があるが、奥の田圃は線路より高いところにある。駅前にはわずかな平地があるだけで、菅平方面に向かう急な坂道が延びており、駅のすぐ手前の線路は、構内からは見通せないほど急な勾配で下っていく。おそらく40‰くらいの勾配であったと思われる。(長村~真田間の平均勾配は34.1‰)
 かつては、この先に路線を延長する計画があったそうだが、こんなところは特殊な設備をもつ登山電車でなければ登れるはずがない、という印象を受ける土地だった。
 図で手前にある左右2本の短い分岐は、逸走防止のための安全側線だろう。かなり長い貨物ホームは、もうあまり使われていないようで、奥の部分は客車の留置線になっていた。
 

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かねた一郎が1970年夏に撮影した写真とメモをもとに作成。

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