美唄鉄道のホームは国鉄函館本線上りホームと一体で、専用の駅舎を持たず、図の左側にある国鉄駅の改札から入って函館本線下りホームと跨線橋を経由して乗るようになっていた。機関区は共用の留置線5本をはさんでホーム東側にあるので、国鉄駅の構内の一部のように見える。
図の上方、踏切を過ぎたところで東へ分岐して美唄炭山・常盤台方面へ進む。そのさらに北で分岐しているのは国鉄の駐泊所。美唄駅南方から南美唄への支線が出ており、三井系の炭坑で採掘された石炭を岩見沢のD51が引き出していたので、その機関車のために転車台とアシュピット、給水塔が設けられていた。
美唄駐泊所の給水塔を見る
機関庫内の線路の一方は転車台に通じている。国土交通省の空中写真から判断すると、以前は転車台と留置線を結ぶ線路があり、転車台がデルタの頂点に位置する配線だったように見える。
かねた一郎が1970年夏・71年春に撮影した写真とメモ、青山東男氏の撮影した60年代初めの写真、国土交通省の空中写真などを元に作成。