イラストの小部屋  心象鉄道編  南軽その1

太郎沼は高良川の上流、■(ふか)温泉のすぐ上手にある。ここは、宮沢清一が父親の湯治に付き添ってきた際、人生の目標として鉄道建設を心に抱いた、南部軽便の物語にとってきわめて重要な地だ。当初の計画は高良川左岸を■温泉まで進むというものであったが、大正5年の長雨と地すべりによって井の神から先の部分の工事が中断、後に右岸を高巻きし不動滝を迂回するルートで全通した。太郎沼から奥は客扱いをしない森林軌道で、南部運材という小会社の専用線であった。ボールドウィンのサドルタンク機は自重が大きいため、南部津川から太郎沼までの山線で使用され、運材線には入らない。

これは、細井扇郎氏が年賀状に何回か描いた「南部軽便」シリーズの1枚。全体で何枚あるかは不明で、現在捜索中である。



       太郎沼 その2    下新田      
 
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