給炭設備 その2

給炭設備 ナローや小私鉄の石炭台

 蒸気機関車の走っていた軽便鉄道については資料が少ないが、機関車1両の積載量が少ないので、機械化されたところはないと思われる。 上松(上)は立派な屋根があり、頚城の百間町(上右)では三角の張出し部分の中に石炭台があるが、小坂鉄道の大館(右)は積雪地なのに屋根がなく、石炭が雪に覆われている。 小型のタンク機を使用していた中小私鉄や専用線でも、作業は人力だった。
上左=木曽森林鉄道上松、上右=頚城鉄道百間町、中右=小坂鉄道大館、下左=常総鉄道水海道、下右=北日本製紙江別工場。

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