忙中閑あり ヘルシンキ1

8月某日

午後、ヘルシンキに着く。機内食の臭いチーズとラム肉のソテーが私にはご機嫌な代物で(他の団員は閉口してた)、ワインをがぶがぶ、食後のコニャックまでお替りして、楽しいな。
 ヘルシンキはちょっと曇天。さっそく日本人の大好きな「お買いものタイム」だ。こちとら、ムーミンのイラスト入りシャツだの何だのには興味がないので、その時間をフルに使わせてもらう。ヘルシンキ大聖堂をバックにしたカットを皮切りに、市電を撮りながら、ちょっと離れた中央駅まで遠征。中央駅は1914年にフィンランドの大建築家、エリエル・サーリネンが設計した赤御影石の立派な駅舎がすばらしい。もちろん、ロシアへの国際列車も発着している。




昨夜はウェルカムパーティで、訪問団を代表しての挨拶をかなり辛口でやったので、そのあとワイングラス片手に北欧各製紙会社の人間からの質問攻めにあい、いささか草臥れた。で、二次会は遠慮。今朝はそのぶん早く起きて、海べりでヘルシンキの夜明けをながめ、おもむろに朝食前のスナップ撮影を開始。天気もよく、空気がおいしい。それにしても、こういう趣のある街のビルにマクドナルドの看板を飾るのは、いかがなものか。
 それはともかく、ホテル出発は朝8時。朝食はぎりぎりに掻きこむことにして、貴重な早朝の自由時間を満喫する。なお、朝食のシャンピニオンのソテーがとても美味しくて、山盛り食べてしまった。


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