高田三郎のプロフィール

よくあるように、幼少時は踏切でいつまでも飽かずに電車をながめている子供だったそうだ。小学校5年のときに、親や祖母にねだってHOゲージの模型を買ってもらい、車輛をながめながら心象世界にひたる。中学1年のときに書店でふと手にとった「鉄道フアン」誌をみて、蒸機が消えつつあることを知り、愕然とし、カメラを手にする。 中学でMZ氏、高校生になってかねた一郎氏と出会い、多大なインスパイアを受け、レイルアートプロダクション(後のぎんがてつどう)の結成に参加。播但線のC57三重連を撮りにいくつもりが、両氏の薦めで井笠鉄道に変更。自分の写真の技量と感性に合った軽便鉄道の魅力に目覚める。
1973年にけむりプロの青山東男、杉行夫氏が率いる羅須地人鉄道協会の設立に参加。しだいに青山オヤブンに番頭としてコキ使われる(?)ことになり、激務の出版社に就職したこともあって、写真まではとても手がまわらなくなり、1979年以降は鉄道写真の世界から遠ざかった。
21世紀になってライカ片手のスナップを再開するも、もう鈍行や急行に客レが存在しないことを知り、またまた愕然とする(笑)。

高田三郎

遠影 1974年7月13日 信越本線軽井沢

   ぎんがてつどう MILKY WAY WORKSHOP に参加
   既発表作品「立山砂防用軌道」「銀河鉄道の夜」「陽だまりの子供たち」「炭鉱の印象」(鉄道ファン)
   「俺はけーべんの運転士」「風立ちぬ」「ポプラを渡る風のように」(とれいん)
   編集に関与した出版物「木曽森林鉄道」「D51」(プレス・アイゼンバーン)

影響を受けた作品    南部軽便鉄道    上芦別物語   
Each a Glimpse(Colin T Gifford,1970) 英国の蒸機をめぐる鉄道情景を光と霧と人々とを織り交ぜてとらえた傑作写真集)

好きな写真家
木村伊兵衛・薗部澄 (薗部氏は鉄道のある情景もよく撮っている)
森山大道 (70年代後半の北海道シリーズに写っている鉄道情景の深い抒情性には、とうていかなわない)
苗村武 (戦前の鉄道写真の天才。光線の捉え方と構図がすばらしい。夭折)
渡辺克己 (ナベさんの新宿ものの、あの被写体との関わりかたは独自の世界。長生きしてもらい、新宿でもっといっしょに呑みたかったなあ)

もし一日だけ、好きな時代、望む場所にいけるとしたら…   1950年代後半の軽井沢。草輕と信越本線のD50を撮りたい。
もし一日だけ、撮影をやり直すことができるなら、どこへ?   ぜんぶ。フィルム装填ミスや現像ムラは、ほんとうに悔しいよ。

初めて撮った鉄道写真
1968年1月 八王子
コダック・インスタマチックカメラ



最新作
2009年5月31日ゆめ牧場
ライカMP アポテリート135ミリ、イルフォードXP2




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