貝島炭鉱専用鉄道、六坑の線路配置。周辺の集落の名から「長井鶴」と称されることもある。図の左上を犬鳴川が流れており、周囲は農家の点在する田園地帯である。坑口とズリ山(ボタ山)は図の右下方。
細い線は、人力とケーブルで動かす鉱車の路線でゲージは不明。
この鉄道は、庄司や五坑に向かうにはスイッチバック状の運転をして筑前宮田駅の裏手を回っていくという、非常におもしろい路線を持っていたが、60年代半ばには庄司、五坑方面の線路が廃止され、末期には筑前宮田とこの六坑を結ぶ線だけになっていた。
けむりプロ I 氏の撮影した60年代半ばの俯瞰写真を元に作成。実際の長さに近い図は、『貝島炭鉱鉄道』(南軽出版局)にある。