children in the sunlight 3

子どもたちの後姿

機関車が動いていないときにも、ただひたすら眺め、歩き回っていた。カメラを構えて、「ここでシャッターを切ろうか」「いや、まだ待ってみよう」などと考えていると、偶然に「撮りたい画」が出現する瞬間がある。

それを写し、現像してみて、生まれて初めて「思うような写真が撮れた」という感覚を持つことができた。


走る子ども

この時を境に、自分が何を撮りたいのか、何を撮ればよいのかということが、はっきりと分かるようになったのである。
だから、この日は私にとって「自分のスタイルを発見した旅」だった。

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