投光器 その1

投光器 floodlight tower その1

 鉄道施設のうちで、圧倒的に背が高いのは投光器である。夜間作業のあるヤード、機関区や駅構内には必ず設けられているが、大きすぎて扱いにくいのか模型のレイアウトで上手に配置されているものは珍しいように思う。また、夜の雰囲気を出すには、投光器がなくてもレイアウト自体にブラックライトを当てたりする方が簡単だということもあるかもしれない。
 上の画像は1960年頃の小牛田の駅構内だと思われるが、洗浄台や庫付近に鋼製の立派なものが立っているほか、左(駅ホーム先端)には木の柱が見えている。
 昔は国鉄でもあちこちに木の柱が立っていた。高さが低いものは電柱の1.5倍くらい。1本の柱で支えていて、ライトの数は1灯、2灯、3灯と様々である。下右の2つは横浜港で、これは柱がコンクリート製のように見える。
 下の画像は、左から北陸本線(駅名不詳)、奥羽本線(駅名不詳)、富山港、横浜港(3灯)、横浜港(2灯) 1960年代前半の撮影

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